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芸術の街・モンマルトルの丘とサクレクール寺院 ~でかくない?やっぱりフランスが好き⑥~

パリ2日目、いったんアパルトマンに帰って洗濯とランチをすませてから、また出かけます。
おいしいお店が並んでいるという通りに行きたくて、その近くにあるサクレクール寺院にも寄ってみる予定です。
15区のアパルトマンから、乗り換えなしで行けるのだけど、ちょっと遠いのでがんばります~パリ横断する感じ。

近所にあるホームセンターで、クリスマス用の木でしょうか。

パリのあちこちにあるレンタル自転車、この日は少ない。結構みんな借りて乗ってます。
チャリーナの私もトライしたかったけど、何せパリ初めてで全然右も左も分からないので、まずは歩きとメトロで回っています。

さきほどケーキやパンを買ったお店を通り過ぎます。

道路の両側にずらりとお店が並んでいたマルシェは午前のみなので、また出た時にはもう撤収されてました。
大きな車が水をまきながら、多分マルシェの後をきれいにしてたんだと思う。その車を撮ったつもりだったけど、うまく撮れなかったみたい(^^)

最寄駅に行くまでにいろんなお店があります。ベーグルのお店もある。

(というわけで、11月に底値でパリ一人旅をした記録・その⑥です。
でかくない?は毎日心の中でつぶやいていた独り言(笑)
短い数日、おいしいものを求めて、パリを楽しんだ記録です)

アパルトマンからの最寄駅について、駅の路線図を再確認していたら、後ろから声をかけられました。
年配のフランス人男性だったのだけど、片言のフランス語と英語で話がはずんで、どうも同じ方向らしいので一緒にメトロに乗ることになりました。

(※女性1人旅だと特に、変な人もいるので注意が必要です。せっかく旅に出ているので、地元の人とのお話もしてみたいけど、ちゃんと警戒して危ない事態にならないように、気をつけることも大切です!!これから予定がある人は、どうぞ気をつけて楽しい旅にしてくださいね~)

この男性が(D氏と呼びます)、日本にも行ったことがあって日本人のお友達もいるとかで、結局モンマルトルの案内をしてくれることになるのでした。

さて、目的地のメトロ12番線Abbesses駅を降りると、D氏は駅から地上に出るエレベーターに乗ろうとするんだけど、うまく呼べなくて「階段でもいいよ~」と階段を上がったのだけど…
これがめっちゃ長い階段!!
えーっまだあるの…と2人でぜーぜー言いながら地上へ上がりました。なるほど、それでエレベーターがよかったのね。ごめんなさい。

モンマルトルはパリで一番高い丘で、その上に立つ白いサクレクール寺院までは、駅からも結構登り坂を上がっていかなくてはいけません。
石畳だし、お天気があまりよくなくて、滑りやすいので注意~それでなくても、私は何もないところでもつまづくタイプです(^^)

モンマルトルは、映画アメリが有名で(私は見てないのでよく分からない)、そして20世紀初めのモンマルトルは芸術家が集う場所だったとか。今でも画家さんたちが、絵を売ったりしてました。
ゴッホやピカソ、マティスゆかりの場所もあったり、芸術家が集まって住んでいるビルとか、いろんなところを説明しながらD氏が案内してくれます。

D氏は美術館めぐりが趣味らしくて、この日もちょうど、このモンマルトルにある美術館へ行こうとしていたんだって。でも結局案内で時間を取られて、美術館はまた今度、僕はいつでも行けるからと言ってくれました。

名前分からないけど、こんな教会の中を見せてくれたり。
観光地ではないから?か全然人もいなくて、ゆっくり見られました。

ちゃんと、教会に入ると帽子を脱いでいたD氏。

後から地図を見ると、まっすぐサクレクールに行かず、階段を避けるようにして、回り道して行ったみたいです。

芸術家さんが今でも多く住んでいるのだとか。
前に読んだフランスの本に、スクワット(不法に占拠されたビル)に住むアーティストの話があったけど、このあたりもそんな感じなのかな?

このお店、映画アメリにゆかりのあるものらしい。(まだ映画見てなくて…)
アメリの八百屋さんなんだって。

 

たくさんアメリ関連のチラシとかが貼られてます。

 

 

↓アトリエ洗濯船(Le bateau lavor)は、セーヌ川に浮かぶ洗濯船に似ているとかでその名前がついたんだって。ピカソなど著名な芸術家さんが住んでたアトリエらしい。

↓ピカソの文字が見えます。(ちゃんとすらすら読めるようになりたい…)

 

D氏の手がうつってますけど、ここも何やら説明してくれてた模様。

そして何気ない壁に、こんなオブジェがあったりして、ほんと芸術家さんの町なんですね。

ここは、ルムーランドゥラ・ギャレット(Le moulin de la Galette)。
ダンスホールだったのを、レストランにしたものなんだって。

ルノワールも描いたというお店。
今のお店は移転後らしくて、別の場所で、前のお店はあそこにあったあれだよって教えてもらったはず。

そしてこちら、有名な小説に出てくる人物の像なんです。
像のことは知っていたけど、モンマルトルにあるとは知らなかったので、案内してもらえてよかった~

Le passe muraille、壁抜け男。

何気ない住宅街にあるんですね。突然現れた感じで、びっくりでした。

 

 

この自転車おもしろい。前のカゴがでかくない?

このピンクのお店は、その名もLa maison Rose、薔薇の家。
カフェレストランなんだって。ここは、ユトリロが描いたとか、そんな云われがあちこちにある町なんですよ。

そして、ぶどう畑。
19世紀半ばころまで、モンマルトルはぶどう畑が広がるのどかな場所だったのだけど、一部がこうして残っているみたい。

 

こちらは、Au lapin agile cabaret(オラパンアジル・跳ねうさぎっていう意味らしい)。
ここもピカソとか通ってたんだって。
21時からシャンソンを聴いたり、皆で歌ったりできるとか。
D氏も、よかったらまた夜に予約していつか是非来てみてねって。

 

 

月曜以外にね、とD氏が言うので、(sauf LUNDI)とあるsaufって「~以外、~をのぞく」っていう意味なのねと思う。
LUNDIは月曜です。
Without Monday。
こうやって、現地にいると身近なフランス語からどんどん吸収できるし、自分が発音して分かってもらえたりして会話の勉強もすごく進む。

だいぶ丘を上がってきましたよ~
ここでも、グループでガイドさんの説明を聞いている外国人の集団がいくつかいらっしゃって。
アジア系のグループは大抵韓国の方で、白人系のグループはアメリカとかヨーロッパ。日本人はほとんど見なかったなあ。
日本の方は、こんな風に回り道して寺院まで行かないのかもね。

D氏と2人でグループで話している言葉を聞いて、また韓国だねとか言っていたんだけど、ある白人のグループの会話をちらっと聞いて「Germanかな」ってD氏がつぶやいたら、そのグループにいた若い男性がニヤッと笑って「Dutch」って言ってました。オランダでしたか。

この塔みたいなのも、説明してくれたんだけど…多分水を溜めているところだって言ってたと思う。

 

お土産物屋さんとか並んでいるところを、うろうろと物色しながら、やっともうすぐ寺院みたい。
これはフランスの音楽なんだよ、これもあれもいいよってCDを見ながら教えてくれる。

というわけで、お天気がちょっと悪いのが残念だけど、白亜のサクレクール寺院に到着しました。
寺院の正面から、パリを見下ろしたところ。

緑色っぽい像は、左はルイ6世、右がジャンヌダルクだそう。

D氏「晴れていたら、パリが見渡せるんだよ、また今度お友達と戻っておいでね」って。そうしたいな~でもまた1人旅かも。

 

サクレクールは実は結構新しい寺院で、そして珍しいビザンチン様式を取り入れたドームのある大聖堂なのだとか。
寺院って言うから、templeかと思ったけど、D氏によるとどうも違うらしい。
そして教会もフランス語で呼び名が違うものがあって、色々教えてもらったけど忘れちゃった。egliseとかだったかな。

サクレクールは、聖なる心っていう意味なのだけど、大阪のパン屋さんのシュクレクールさんは、この寺院にフランス留学中によく来られてたらしくて、そこから店名をつけたって言われてたのです。(内子にイベントで来たときにお話しました。その時の記事はこちら
白くてきれいで、留学中に辛い思いになった時にも、ここに来ると心が洗われるようだったというようなことを言われていたから、私もパリ滞在中に来てみたかったのです。
どうも私、最初D氏にシュクレクールって言ってたみたいで、だいぶ発音を直されました(^^)

↓すぐ横にもサンピエールという教会があって、そちらの方がサクレクール寺院よりずっと古いんだって。

 

中を見学…こちらもジャンヌダルクさんでしょうか。
いつも思うんだけど、写真にメモ残せたらいいなあ。

 

 

ここはパリで3番目に古い教会なのです。1147年って書いてあるよね。
日本は鎌倉幕府にもなっていない頃です。(何時代だっけ。今っていいくに作ろう鎌倉幕府じゃなくなったんだったかな?私は1192年って習いました。)

サクレクールでは写真撮らなかったみたいです…。おかしいな。
サクレクール寺院では写真は、フラッシュ撮影じゃなかったら撮ってもいいはず。そして、ミサ中は撮っちゃだめだよとD氏に言われました。

外に出ると、焼き栗屋さんがあって、食べてる人も多かった。私も食べてみたかったな~

栗を焼いているところ。

さきほどの古い教会は、870歳の教会なんですね!すごい。

この日も寒かったので、D氏にぜひバンショー(Vin chaud、ホットワイン)か、ショコラショ―(Chocolat chaud、ホットチョコレート)を飲んでほしいなということで、カフェに入ることになりました。
ショコラビエノワが、すごく甘いんだけど、おいしいよ。めっちゃ甘いけどねって、私そんなに甘くなくていいんだけど…と思いながら。
ワインもチョコもどっちも飲みたいなって思ったけど、ビエノワ推しみたいなのでショコラにしようかな。

目の前に2つカフェが並んでいて、どっちがいい?って言われたから、かわいい方に入りました。

店内もかわいい♪

Chez Eugeneというお店ですね。

というわけで、ショコラビエノワをいただきます。
日本でいうと、ウィンナコーヒーかな。クリームがのっているホットチョコレート、これでもかというくらい甘いです。しかも砂糖も別についている☆

 

店員さんがすすめるので、クレープもいただきました。これも甘いよ…。

D氏のおごりということもあり、押しのビエノワとクレープをいただきました。
旅は道連れ世は情け。

すぐ転ぶ私なので、石畳でつるっとなった時に、がしっと腕をつかんでくれて、しかも「次はもっと早く支えるからね」とか言っちゃうフランス人ってすげーって思いつつ(言葉悪いけど、ほんとにそう思った)、最後まで一応警戒しながら一緒にあちこち回りましたが、とってもいい人でした。(多分)
教会とかで私がうわーきれいーって言うと、「あなたがきれいですよ」とか言うんですよ☆

フランスでは、概して男性が女性にとっても優しかった。
荷物が重かったり、メトロのドアが開けられなかったりしても、すぐ近くのメンズさんが飛んできて、またさっといなくなる感じ。
女性に手を貸すのは、男性にとって当然という人が多いのかなという印象です。

私も、機会があれば次に日本で同じように、誰かに何かしてあげられたらいいなと思うのでした。

1人旅も楽しいけど、こんな風にワイワイあちこち案内してもらいながら回るのも、楽しかったな~
1人だとその場で変更できたり、お店をしっかり吟味して入ったりできるけど、複数人だとお互いの意見をすり合わせたり、相手に合わせたりすることも必要なので、1人で回るのと複数で回るの、どっちもいい面とそうじゃない面があるという感じ。
でも思いがけず、旅の連れができて、いい思い出になりました。ありがとう♪

そして、また歩いてモンマルトルのAbbesses駅に戻ったところで、私のメインの目的、、グルメ通りと言われているところでおいしそうなものを物色したかったので、D氏とはそこで別れるのでした。どうも、一緒にまた帰って、アパルトマン最寄駅近くにあるレストランに行きたかったらしいのだけど。

D氏はすごく心配してくれて、夜になると1人だと危ないこともあるから気をつけてね、僕みたいな男性ばかりじゃないから気をつけてね、転ばないようにね、迷わないようにね!って言われつつ、もう心はグルメ通りに飛んでいる私なのでした。
そして迷った…(言われたのに!心配してもらったのに!やっぱり迷う私!!!)

続く(笑)

モンマルトルは、ケーブルカーでサクレクールに上がれたり、モンマルトルトラムというミニ列車みたいなのがゆっくり運行してたりして(←これ、D氏に会わなければ乗ろうと思ってた)、サクレクールはドームの中に上がれたりもするので、また次回機会があったら行ってみたいなと思います。
天気のいい日に(^^)

D氏にパリの治安とか聞いてたのだけど、大体はそう危険じゃないけれど、パリの北の方はちょっと夜に女性が1人で歩いたりするのはやめた方がいいよとのことでした。
世界一の観光都市なので、やっぱりいろいろな人がいて、私も気をつけてたけど募金をお願いする人につかまっちゃったりとかしてしまったり。スリも多いようだし、最初の頃はスマホもいちいちポケットにしっかり入れて回ってた。(後半は普通にずっと手に持ってうろうろしてました)

町にはホームレスの方もいるのだけど、日本と違うのは、小さな子供と一緒に親子でホームレスだったりするのも何度も見かけました。
そして犬のフンも、ほんとにあちこちに落ちてる。踏んだ跡があるのも多数…私も踏んだかも☆

 

 

 

 

 

 

 

 


世間は今日から3連休ですが、火曜に有給を取っているので、実は私は4連休の初日です♪
お昼はカレービーフンに、昨日そーっと某所でもらって帰った餃子をつけてみた。

そういえば、来年の手帳分まだ買ってなかったと思い出して、あわててトラベラーズノートのウィークリーを買いました。これに、日々の色々なことをつけてます。覚書とかメモとかも。手帳は毎日持ち歩いてる。
いろんなことが、するりと指の間から抜け落ちてしまう日常を、少しでもとどめておきたくて。日記兼手帳にしてます。

さて、今日は冬至です。
ゆず湯をしているという記事を目にしたので、午後に行ってきました♪
明日23日も、久米の湯さんでゆず湯入れますよ~気持ちよかった。

そして夕飯作りながら、クロワッサンのリベンジ。
フランス発酵バターを、20㎝に伸ばします。

見えにくいけど、リスドォルの生地にのせて折り込んでいきます。

夕飯は、ハヤシライスとオムレツにしました。
オムレツはじゃがいもいりで、ウスターで味付けがうちの定番。

ハヤシはマイタケを入れてみました。

しかしクロワッサンは難しい…さっき焼けたけど、層が全然だめ。クロワッパンになっちゃう。折り込み具合だなあ。
修行あるのみです。
パリで食べたクロワッサンは、本当~~~においしかったな。

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