お庭の素敵な塔頭寺院の特別拝観＠京都北区・大徳寺

前を通りかかって、そういえばおじゃましたことがないなと思い、大徳寺へ。
とても大きなお寺で、塔頭が20以上もありました。

興臨院、春の特別公開みたい。
3月9日から6月16日まで。

そして大徳寺の本坊伽藍も特別公開。こちらは6月2日までなので、もう終了してます。

3000円。
たかっ！！と声に出ちゃいました。
でもそれだけ、素晴らしいものが見られるんだろうな。

外から見える部分だけ、拝ませてもらうことに。
この三門は、千利休が二階建てに増築して利休の像を置いたことで、門をくぐる勅使が下を通るとは何事かと秀吉の怒りを買ってしまい、千利休が切腹を命じられるきっかけになったとされる三門です。

巨木があるので、近づいてみた。
大徳寺のイブキ。
樹齢はおよそ400年。

仏殿の前にあります。

素晴らしいなあ。

大きな木が多くてうれしい。

大仙院。

見事な赤松。

この松もすごい。

大仙院のお庭がよさそう。

大仙院は、大徳寺本坊の奥にあります。

沙羅の木がある。
去年行った、東林院の沙羅も、6月10日の新聞に満開って書いてあったな。（記事はこちら）

真珠庵。

松がここも素晴らしい。

大徳寺は応仁の乱で焼失したあと、一休さんが復興したんですね。
ここには別院2か所と塔頭21と書いてある。
利休をはじめとした茶人の帰依があり、茶道とのかかわりが深いとあるのだけど、この少し後にまた大徳寺に来た時には、お茶のイベントがあちこちで行われていて着物の方がたくさんいました。

これは大徳寺法堂かな。
3000円の選ばれしツアーの方が、グループでガイドさんの話を聞きながら回っていました。ほとんど外国の方でした。

三門。

龍源院へ。

おじゃまします～
塔頭いろいろあるけど、それぞれ拝観料がいるのです。
ここだ！と決めて入ってみることに。

展示品も渋い。
日本最古の火縄銃とか。

お庭を見ながら、縁側でパンフレットを写真におさめる。

小さなお庭がいくつかあって、どれも風情があって素敵でした。
ずっと座って眺めていられる。

この小さな切り取られた部分のお庭とか。

太陽の光の入り方が、素敵すぎない？

東滴壺（とうてきこ）。
日本最小の石庭と言われ、きわめて小さな石庭でありながら拡張高く殊に有名。
庭の右側に平たい一枚の板石が置かれ、丸い波紋は一滴の水がしたたり落ちる姿を表している。
一滴の水が小川となり大河となり、ついには大海となるように、一滴の大切さ、一滴がそのまま大海につながっていることを表現している。