陰陽道の星神天、大将軍を祀るパワースポット＠京都一条・大将軍八神社

大将軍八神社にやってきました。駐車場もあります。

平安京の北西を守っていた陰陽道の大将軍堂が、その後大将軍八神社となり、現在の御祭神は素盞鳴尊。

おじゃまします～

神代榊の招霊の木。

↑ちなみにこの奥に見えている社は、大杉大神。ひとつだけ願いを叶えてくれる神社です。その横にある豆吉明神も、ひとつ願いをかなえてくれるので、2つもお願いごとが叶えられる…次回は願いごとを決めて参拝しよう(*´з`)

模様が独特でかっこいい。

方徳殿は有料でした。またの機会に見てみたいな。
左に鎮座しているのが、大将軍。
方徳殿には100体以上の大将軍の像のほか、安倍晴明が書いた本とかもあります。

大将軍は、方位の神様で、星の動きをもとに方位を判断しているのです。
こちらの神社のご利益は、方除けや厄除け。
引越しとか何かある時はお参りに来たらいいかもしれません。

↓目立つ石碑みたいなのがあるのは、北極星をモチーフにしたもので、その下には8つの文字がぐるりと書かれてます。
八卦（乾・坤・震・巽・坎・離・艮・兌）の文字が書かれていて、方位を表しているみたい。

大将軍八神社の、八将神様は、

大将軍（素戔鳴尊）
太歳神(天忍穂耳命）
大陰神（市杵嶋姫命）
歳刑神（田心媛命）
歳破神（湍津姫命）
歳殺神（天穂日神）
黄幡神(活津彦根神）
豹尾神（熊野櫲樟日命）

中でも大将軍が軍事を司る神様で、一番激しいみたい。

ちなみに本殿の近くにある二社に祀られているのは、大金神（だいこんじん）神社と歳徳神（とくしんじん）神社。
大金神は、金→刃物ということで怖い神様なのだけど、これって有名な御金神社は刃物じゃなくて金属とかの守り神だからお金にご利益あるのかな。
おなじ「金」でもちょっと違うのね。

ということで、大将軍八神社の大金神は、お金くださいってお願いしたら多分だめです。
お金は御金神社へ。そろそろ境内のイチョウが色づく頃なので、黄金の鳥居に加えて黄色にイチョウが輝くころに、私も御金神社行くつもりです(*´з`)

大将軍はちょっと怖い神様だけど、チラシはユーモアがあって楽しい。
10月15日のお祭りで、担ぎ手募集中！
「担がなければそこで試合終了ですよ…？」

大将軍八神社のフリーマーケットは、第一日曜日です。

木が立派だなあ。狛犬さんもかっこいい。

また来ます～

まだぶらぶら歩きは続く。
渋いカフェがある。

大将軍商店街は妖怪ストリートなので、あちこちに妖怪さんがいます。
妖怪仮装イベントは、2024年の4月開催予定。

鍬形地蔵尊っていうお寺があったので、お参り。

開祖は行基。
726年に地蔵堂が創建されたのがはじまり。地蔵菩薩像は、行基自身が作ったものとされていて現在も安置されてます。

椿寺とも言われていて、ここの椿は花ごとどさっと散るのではなく、花弁が一枚一枚散っていく珍しい椿だったみたい。
首が落ちるみたいに花が落ちる椿はあまり武士には好かれていなかったけど、ここの椿はそうじゃなかったから重宝されたらしい。
五色八重散椿って書いてあるように、多色のお花が咲くようです。見てみたいな。