さて、順番通り丹生都比売神社からの高野山にやってきました。
駐車場も近いところが空いていて、スムーズ。
金剛峯寺の前にある駐車場に停めようと思ったのだけど、ちょうどその瞬間は満車だったみたいで、その近くの高野山大学に停めさせてもらえました。
初めての高野山
高野山の結縁灌頂は、春と秋の2回。
2024年は5月の3~5日の三日間でした。
事前にぴあで予約済。
(予約して安心してて、さてセブンイレブンで発券と思ったら、有効期限は3日間だったらしく、4日目だった私は買えず!!一緒に行く~と同じ時間帯を予約してくれた友人にすぐ連絡するも、もう発券したよってガーンとなったし、その時間はなんともう完売してしまってた。
それで「もしちゃんと高野山に行ってもいいんだったらまた買わせてください…」とお祈りしつつ次の時間帯を一応2名分発券せずおさえておいたら、なんと翌日普通にまた売りに出ていたので買うことができました。ありがとう)
結縁灌頂は、当日の申込でも空きがある時間ならいけます。
というか私もはっきりとその儀式が何をするか知っているわけではなく…なんかお花持たされて投げるというような、漠然とした感じのことしか知らないのでした(*‘∀‘)
わ~~~初めての高野山(*´ω`*)
この桜、満開の時はすごく美しいんだろうな。
金剛峯寺へ行ってみましょう。
緑がきれいで、山の空気が清々しい。
珍しい感じの木がある。
空海さん、来ましたよー
高野山 金剛峯寺
↓このハシゴ登ってみたい。
たくさんの方が高野山を訪れていました。
そして外国人観光客の方たちも結構いる。
金剛峯寺の参拝受付。
結縁灌頂は5月3日の12時半を予約していたのだけど、ふと予約券を見ると「集合時間の15分前までには、金堂にお集まりください」って、えっ金堂??
ここは金剛峯寺ですよ。
大変遅刻~と言いながら、ダッシュで金堂へ向かうのです。
高野山はひとつの町のような広さがあって、金剛峯寺から金堂までは直線距離で500メートルくらい、ちゃんと道を歩いて行ったらもうちょっとある。
この時点ですでに12時10分。
それにしても美しい建物に山の緑がはえますね。
大塔。
金堂での結縁灌頂に参加!
はーい、金堂。
12時20分に到着(*‘∀‘)
間に合いました。
袈裟を着ている方たちもいるし、首のまわりに高野山の輪袈裟を着けている人もいました。
輪袈裟ほしいな~って思ったりしたけど、これは高野山の参与会会員になるともらえるみたい。
(参与会年会費1万円。身に着けていると、大塔、金堂、金剛峯寺、霊宝館、徳川家霊台の拝観料がその1年何度でも無料!同伴1名も無料(*‘∀‘))
さてすぐに時間になり、金堂に案内されます。順番に入っていく。
私の回は満席だったから、100人くらいいたのかな。
まずは金堂の外廊下で待機です。
何が起きるが全然分からないので、ちょっとワクワクしてます。
この金堂内部は、一般の人は立ち入ることができない聖域で、この結縁灌頂の時にだけ申し込んだ人が入ることを許される場所なのです。
結縁灌頂についてドキュメント
建物の中に入ると、薄暗い横長の部屋に全員がぎゅっと詰め込まれた状態で座り、僧侶の方のお話を聞いてから、全員で南無大師遍照金剛を唱え続けます。
そして説法を聞いてから、さらに奥へと案内されます。
どんどん周りは暗くなっていって、さらに薄暗い待合の部屋に通されてそこで座って待機。
前の方にいる10人くらいが少しずつ時間を置いて、呼ばれてさらに奥へと入っていくのだけど、その先で目隠しをするとか言ってる。
その際に結ぶ印の練習をしたりして、順番を待ちます。
私たちは3番手くらいだったけど、まだまだ後ろに人はいるし、後ろの人は待ち時間が長くなります。
それも「先の人を行かせる」という徳になるんだそうな。
さて順番が来て、私たちの10人が呼ばれます。
待機している時は横に5人ずつで100人くらいが座っているんだけど、私と友達はちょうど同じ列の最後になって、10人の中で一緒に行くことができました。
そして奥の本当の聖域に入る直前に、ひとりずつ僧侶さんたちが目隠しをしてくれます。
聖域はほとんど暗闇で、真言を唱える声とお香が充満していて、目の前も見えない状態で、ただ印を結んだ手を前の人の背中につけて、少しずつ歩いていく感じ。
もし手が離れても、あわてずじっとしていたら、すぐに近くの僧が駆け寄ってお手伝いしますからと言われてたの。
これだけの数の一般人たちをちゃんと誘導してくださる僧侶さんたちの人海戦術(*´ω`*)
暗いし周りの状況も全然分からない目隠し状態だし、さらに途中で前の人とも離され、そこからは僧侶の方が巧みに誘導してくださる。
はい、ここを右に90度まわってくださいとか言いつつ、そしてずっと耳元でも真言を唱えてくるのです。
すごい世界(*´ω`*)
さらに手の間に何かをはさまれ、ああこれが投げる花なんだなと思う。
そのまま誘導されるままに歩いて行ったら、途中で止められて、「お花をその場で手を放して落としてください」か投げてくださいとか言われたので、手を開いてぽとりと落とすと、目隠しを外してもらえました。
目の前には大きな曼荼羅がかけられていて、私の投げた花(というか葉っぱだった)は大日如来さまの上に落ちていたらしく、「おめでとうございます!大日如来さまとのご縁が結ばれました!曼荼羅の中央にいるのが大日如来さまです。しっかり目に焼き付けてください!!」と言われて、えええっそうなのととりあえず焼き付けるべくしっかりと見つめるのだけど。
どう考えても私の落としたお花(葉っぱ)は、落としたであろう手の長さのところよりも先にあるような気がする(*´з`)
そして2人ずつが曼荼羅の前でぱーんと目隠し取ってもらえたんだけど、なんと横にいたのは友人でした。
うわー久しぶりと思いつつ、目の前の曼荼羅と自分の落としたお花(葉っぱ)を見たり、やっと周りが見えるようになったので見たいけど僧侶の方に曼荼羅を見ろと言われるしで、横目で周囲をうかかがったりと、めちゃ忙しい瞬間でした(ΦωΦ)
ここが結縁灌頂のクライマックス!
これは空海さん自身が、唐で受けた儀式と同じものなのです。
そしてそこからもまだ先があって、最終的には4つくらいの数字が書いてあるブースに1人ずつ呼ばれ、私は「はい3番空いたので行って~」と言われるので3番ブースへ。
そうすると若い僧侶がさっと椅子を少し引いてくださるので座ると、目の前にはラスボス的な年配の多分偉い僧侶さまがいて、頭に水をかけてもらった上で、五鈷杵を何度もいろんな角度で握らされ、最後には若い僧侶がいきなり鏡をみせてきて「仏様となった今のあなたのお姿です」とのこと。
実際にはちょっと角度があれで、私には鏡の中に自分のストールが写っている様が見えるのでした。
いやもうちょっと上に…というぶしつけなことはせず、ははーっとありがたく頭を下げさせてもらい、さらに先に天部シリーズの人たちやいろんな仏様がいらしたので、せっかくなのですべての前にあるお焼香をあげさせてもらいました。
聖域を出て、明るい人間界に戻ると、最後に高野山大学や高校の学生さんたちに、目隠しに使った紙に御朱印をぽんぽんと押してもらい、結縁灌頂のもろもろをもらうのでした。
中にいろいろとセットして渡してもらえて、儀式は終了。
終わった時間は14時でした。
なかなかの経験でした。
大日如来さまとのご縁を結ばせていただき、感謝。
高野山観光へ
さて興奮冷めやらぬまま、結縁灌頂参加者は、金剛峯寺、大塔、霊宝館、徳川なんとかが無料で拝観できるので回りましょう。
三鈷の松。
松が3叉になっているのを見つけると幸運が来るとかで、みなさん一生懸命探してました。
御影堂、上にシール貼ってある。
大塔を見て、この時点で14時30くらい。
丹生都比売神社を出る時に桜餅とよもぎもち食べただけなので、お腹すいてしまってもう動けない。
高野山 お店巡りと遅いランチ
一旦離脱して、何か食べましょう。
森下商店のごまとうふ。
のぞくとまだあるし、買って帰ることに。
ここは持ち帰り専門。
角濱さんでお昼ごはん
まだご飯が食べられる、角濱さんへ。
少し待つと食べられそうなので、ここで遅いランチにします。
結構リーズナブル。
この炊き込みご飯と、天ぷら盛り合わせにすることに。
生ごまとうふも食べよう。
豆乳ソフトクリームも食べたい。
お土産コーナー。
無添加のごまドレッシングと、1個ずつ売りのごまとうふをお土産に買いました。
高野山広い。
呼ばれたので、テーブルに着席。
生ごまとうふから。
おしょうゆ、わさび、もみじおろしで食べます。
なめらかで美味しい。
天ぷら盛り合わせは、「ごまとうふの天ぷら、龍神マッシュ、生麩(粟・よもぎ)、生姜」とあったんだけど、↓この四角い天ぷらがめちゃクリーミーでおいしくて。
何これおいしい!となって、メニューを見返して「何の天ぷら…?生麩ではないし、龍神マッシュ?龍神マッシュって何??何かをマッシュしたもの??」と、マッシュポテトと混同してきたんだけど。
友人に、いや龍神マッシュはしいたけじゃない??って言われて、ああ、mushroom!!
そしてクリーミーなこれはごま豆腐の天ぷらなんだ、おいしい~っていうか、龍神マッシュのしいたけって何??
調べてみると、通販サイトもある。
この量で540円は安くない??
(こちら)
ごまとうふを天ぷらにすると、またこんなにも美味しいのね。
大きな龍神マッシュも、すごくおいしかったんです。肉厚で旨味がたっぷり。
しめの豆乳ソフトクリームで大満足。
向かいにある和菓子屋さんにも寄ってみました。
やきもちください~
高野山はお店もたくさんあって、ぶらぶらするのも楽しい。
高野山総本山金剛峯寺へ
金剛峯寺を拝観。
四季それぞれに美しい姿をみせるお庭。
金剛峯寺も大きなお寺でした。
この時点ですでに16時40分。
徳川家霊台は早々に諦め、時間的にもう霊宝館か奥の院に行くかの2択になりました。
霊宝館は通常なら拝観料1300円ということで、はい霊宝館に行きましょう。
結縁灌頂で無料になっている今日は、そちらに行きます!
ということで、奥の院も必ずまたゆっくり見に来ます。
高野山 霊宝館
霊宝館は17時までの入館で、17時半まで。
ゆっくり見て回って、出てきたのは17時12分くらい。
ちょうどその時間にやってきて、なんとか見て回れないだろうかと交渉している外国の方がいましたが、入館は17時までとのことで断られていました。
あとちょっと早く来ていたら、見られたのに残念でした。
先日奈良の空海展にも行ってきたけど、霊宝館にあるものも奈良に展示されてました。
その分、高野山の方にはレプリカがおいてあったりとか。
お天気もよくて、本当に気持ちのいい日でした。
徳川家霊台と、そして外せない奥の院は次回絶対行きたいな。
高野山のお土産
おみやげ。
みろく石本舗かさ國さんの、やきもち、くるみ餅、さつまいものお菓子。
どれもおいしいけど、くるみもち柔らかくてめちゃおいしかった。
森下商店さんの生ごまとうふ。
紙の箱にそのまま入ってます。
なめらかでおいしい。
私はわさび醤油より、ポン酢がおいしいな。
個包装のごま豆腐は、お土産に配りました。
結縁灌頂のおみやげ。
如来の種類。
如来は布くらいしか身にまとっていなくて、大日如来さまだけはちょっと冠とか身に着けて足りするみたい。
ほとけさまの種類。
ざっくり、如来、菩薩、明王、天部。羅漢と高僧もいれて5種類とする分け方もあるけど、それ以外の4種類とすることも多いかも。
東大寺の大仏って何如来だろうって話になって、大日如来みたい。
空海さんはすごいなあ。
高野山には117の寺院があって、宿坊もたくさんあります。
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
和歌山県伊都郡高野町高野山132
8時半~17時
角濱ごまとうふ 総本舗小田原店
和歌山県伊都郡高野町高野山729
9時半~17時
みろく石本舗 かさ國
和歌山県伊都郡高野町高野山764
8時~17時
森下商店
和歌山県伊都郡高野町高野山725
9時半~15時半
色々とメロンのお菓子が出てるメロンの季節。
ミニストップの無添加ポテチとトルティアチップス。
ソフトクリーム食べに行くと買ってしまう。
カタログギフトやっと決めて、ストウブのお皿が届きました。
分厚いから割れないし、オーブンにも使える。
またごま油のロールケーキ焼きました。
無添加のマスカルポーネチーズがなくて、5件スーパーに行ってなくて、そうだカルディと思って行ったらありました。
クリームと生乳。PH調整剤があるけど、市販のものよりは全然シンプルです。
しかもコーヒー豆半額で、あわせて995円だったのが、ちょうどポイント千円分たまってますよと言われて無料になりました(*´ω`*)
ごま油の生地に、マスカルポーネ入りのクリームでロールケーキ。
半分以上配ったけど、好評でよかった。
ちょっと残ったマスカルポーネは、粗びきコショウとはちみつで食べるとおいしい。
倍の500gだけど、それでも高いな。
カルディだと250gで500円台でした。
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タカナシは百貨店とかの地下にあるイメージ。
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普段使っているもの、無添加ライフ、私のおすすめ商品など(*‘∀‘)